年末年始、食事やお口ケアにご注意を
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こんにちは、なごみ歯科医院、院長の佐藤です。
師走に入り、今年も残すところわずかとなりました。皆さんはどのような1年でしたか？
忘年会や新年会、お正月のおせち料理やお酒、年末年始は1年のうちでも胃腸やお口にとってストレスの多い時期でもあります。
暖かいコタツに入り、寝正月で過ごすのもたまには良いですよね。
しかし、そんな年末年始はお口のケアが疎かになりがちな時期でもあります。
暴飲暴食で胃腸やお口の粘膜を痛め、日々の歯みがきも疎かになると、虫歯や歯周病は一気に進んでしまいます。
お酒は利尿作用が強く唾液が少なくなりお口の中が乾きやすくなったり、糖分が多いお酒は虫歯菌や歯周病菌が活発になりやすくなりまし、お酒のおつまみは味の濃い料理も多くなりがちですので、お酒を飲んだ後は十分に歯みがきをするように心がけましょう。
また年末年始ではお年寄りの誤嚥（ごえん：食べ物が気管に入って喉を詰まらせてしまうこと）も多く報告されます。
お年寄りは普段から唾液の量も少なくなり、飲み込む力も弱くなっていますので、お餅やおせち料理などはとろみを付けた料理を多くしたり、汁物を一緒にお口に入れるなど、飲み込みやすくしましょう。
お餅は嚙み切る力が弱くても食べられるように、小さく切って食べるなど工夫してください。
年末年始は歯科医院もお休みになりますので、気持ちよい新年を迎えるためにも、年内に歯科検診をお勧めします。
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